30分間HTML入門 のまとめ
- 30分間HTML入門 -- ごく簡単なHTMLの説明 についてのまとめです。
◆よいHTML
□よいHTMLの条件
・「利用者の立場に立ってわかりやすく」(利用者=ブラウザ等のソフト)
⇒文章の構造をきちんと示すこと
□なぜフォントじゃなくて「構造」なのか
・人によってコンピュータの環境が異なるため。
⇒誰もが情報を共有できるようにするため、環境に依存する文字の指定方法ではなく、「見出し」などといった意味上の位置づけという統一情報だけを示してソフトウェアが読者の環境に合わせて表示する方法がベストと考えられるから。
□息の長いページを
・正しいHTMLを書くことは「作者」にとっても大きなメリットである。
⇒HTMLとして公開するページは大切な情報資産であり、限定的な環境に合わせて書いたために後々正しく表示されなくなってしまうという悲劇は、正しいHTMLの記述で避けることができる。
◆HTMLの基本形
1. そのHTMLファイル自身に関する情報
2. 読者に読んでもらう本文
の2つから成る。
□HTMLの要素
・一番目の部分をhead要素、二番目の部分をbody要素という。この二つを合わせたものを、html要素という。
・HTMLでは文書を構成するパーツを「要素」と呼ぶ。
◆タグとは何か
・タグは要素の名前を山括弧( < と > )で囲んだもの。
・開始タグは< > で 終了タグは</ >
◆タイトルを決める
・タイトルはhead要素内にtitle要素で表す。
◆段落を示す
・段落は「意味のまとまり」を示すもの。
⇒読者(人間の)にとってわかりやすいようにまとまる。
◆見出しをつける
headding要素(h1~h6まで)で見出しを示す。
⇒h1の次に突然h4はこない。h1,h2...と順々に使う。
◆リストにして示す
・列挙型の箇条書き → ul要素 (Unorderde List)
・順序付きの箇条書き → ol要素 (Orderde List)
◆リンクする
・リンク元になる部分 → a要素
・リンク先 → href属性
◆強調する
・重要なところは em要素 か strong要素 で囲んで強調する。
◆画像を表示する
・ページ内に画像を掲載するためには、img要素を内にsrc属性を指定してファイルの在処を示す。
⇒その際、画像を表示しない利用者のために画像の代わりになるテキストを alt要素で囲んで用意する。
・img要素による画像は文字と同じ扱いを受けるので、画像だけを単独で使う場合にもp要素を使って段落として扱わなければならない。
◆作者情報
・address要素を使って署名、作成日、更新日を施すべし。