aptの基本
さてどんどこ溜まってる分を更新しまっす。
◆APTとは
Advanced Packaging Tool の略で、Debian用のパッケージ管理システムのことである。
ちなみに、パッケージ管理システムとは、
OSというひとつの環境で、各種のソフトウェアの導入と削除、そしてソフトウェア同士やライブラリとの依存関係を管理するシステム
のこと(らしい)。
だからまあDebianでなんかしらのソフトウェアをインストール(アンインストール)したいときに使う呪文ということでしょうね、つまるところ。
はい。
◆代表的なコマンド
□追加・ダウンロード
・新しいソフトウェアのインストール(root権限が必要)
apt-get install パッケージ名 [ Enter ]
・ソースパッケージのダウンロード
apt-get source パッケージ名 [ Enter ]
・ソースパッケージをコンパイルする為に必要なパッケージのインストール(root権限が必要)
apt-get build-dep パッケージ名 [ Enter ]
□更新
・リポジトリの更新(root権限が必要)
apt-get update [ Enter ]
・インストール済みのソフトウェアの更新(root権限が必要)
apt-get upgrade [ Enter ]
・ディストリビューションのアップグレード(root権限が必要)
apt-get dist-upgrade [ Enter ]
□検索・情報表示
・パッケージの検索
apt-cache search 検索キーワード [ Enter ]
・特定パッケージの情報表示
apt-cache show パッケージ名 [ Enter ]
□削除
・特定パッケージの削除(root権限が必要)
apt-get remove パッケージ名 [ Enter ]
・特定パッケージの設定ファイルを含めた削除(root権限が必要)
apt-get purge パッケージ名 [ Enter ]
・不要なパッケージの自動削除(依存されていないライブラリ等)(root権限が必要)
apt-get autoremove [ Enter ]
◆apt-get aptitudeの違い
apt-getの他にもaptitudeというパッケージ管理システムがある。
apt-get の上位互換が aptitudeという認識でだいたいあっているっぽい。
なにが違うのかというと、
「aptitudeの方がapt-getより便利にパッケージの依存関係を解消してくれる。」
らしい。
どういうことかというと・・・
あるソフトウェアAをインストールするときに、一緒にあったほうがいいソフトウェアBを自動的にインストールしてくれるらしいのだが、ソフトウェアAが不要になった際にソフトウェアBまで消してくれるなんともありがたい機能のことだ!!!
こんなかんじでおk?(笑)
ただし消費メモリが多く、実効速度が遅いのが欠点としてあるらしいので注意と。
より詳しくは参考URLをご覧ください。